講義名:学科WEBマーケティング基礎③
受講日:2024年2月12日(月)はれ
受講形態:オンライン
講師:小谷先生
本日の資料:
「WEBマーケティングAIの未来「基本編」について.pdf」
「WEBマーケティングAIの未来「技術編」について.pdf」
「WEBマーケティングAIの未来「業務編」について.pdf」
本日のポイント:「クリエイティブ力」と「マーケティング力」を武器に!
これからは「クリエイティブ力」×「マーケティング力」を身につけた人が、制作現場では重宝される人材となる事は間違いありません。
AIが得意なこと苦手なことを理解し、これから様々な業界・産業・アプリケーションにAIが導入されるでしょう。
まずは、これから取り入れられるであろうAIのアイテムを使ってみることから始めてみてください。
- 懸念点は、AIに仕事を奪われるのではないか?というところ。去年chatGPTが使えるようになってITにパワーバランスが崩れるのではないか?Google検索のあり方が変わるのではないか?と言われていた。全ての仕事をAIが代替できるわけではないが、時代はどんどん変わっていくので確実になくなるであろう仕事はあると思っている。物流倉庫の単純作業とかはなくなるだろうし、去年はサイバーエージェントが生成AI活用推進組織で業務の6割削減とかもあった。また、リクルートには数字解析のチーム(データ解析士)がいたが、本人たちはこの仕事がなくなると言っていた。
- AIが苦手な仕事はクリエイティブな仕事なので、今後の未来においてクリエイティブ業界は将来性が非常に高い業界。0から1にする仕事。クライアントがAI活用できていたらいいが、人と人でしか解決できないこともある。
- 人間は効率的にできていない。いくらAIが発達しようがスマホが世の中に溢れようが人の悩みは消えないので、質問したり解決したりしていけるのは人間でしかできない。
- 皆が皆AIをフル活用できるとは思っていないが、うまく活用した方が良い。ペッパー君もネコ型配膳ロボットも掃除のルンバもAI。人間は機械相手でも愛着湧いてくる。人間は感情を持っているので、単純に効率を求めているわけではない。
- お台場の科学未来館で面白かったのは、助けがないと何もできない<弱いロボット>
目を合わせると目をそらす。あの曲なんだっけ?と聞いてくる。 - すごく良い時代にWebデザイナーになっていると思うこと!
- AIを使いこなせる人の方が仕事も効率的にできるはずなので、使い慣れておくこと。
WEBマーケティングAIの未来「技術編」
Webデザイナー+Webマーケティング AIはスグそこにいます!
Adobeのアプリケーションも様々なシーンでAIを取り入れています。まずは使い慣れることが求められるでしょう。
遊んでください!!
たくさん使ってみることが重要となりますね!
- 売れる仕組みを作る=マーケティング。
- パーソナライズとは、例えばAmazonで「あなたにおすすめの商品」と上がってくるものや、行きつけの美容室から来る誕生日メールみたいなもの。昔は紙のDMだった。
- 通販のSHEINはアルゴリズムがめちゃくちゃ組み込まれている。
- 最近は情報を吸いすぎるのはやめようよ、という流れになっている。広告の在り方は「人の心を動かす力」が必要。
- Adobe AIはおもちゃみたいなものなので、色々触ってみることが良い。Adobeライトルームでノイズ除去もすごく綺麗にやってくれる。字幕の文字起こしは結構色々なところで行われる。(Zoomにも機能がある。)Adobeのプレミアプロやアフターエフェクトは高スペックパソコンでないと使えない。
- アドビエクスプレスはクラウド保存になるのでそんなに使っておらず、仕事現場でもこれを使ってくださいと言われることはあまりない。
WEBマーケティングAIの未来「業務編」について
「設計力」は人間の力が必要!
現段階で、AIが実用に足る品質のものを制作できるようになってきました。また、広告効果の予測についても、複数の高精度のAIツールが登場しています。ただし、AIは人間の力なくクリエイティブを一から制作できるわけではありません。たとえばバナーの価値は、ターゲットとなるユーザーにクリックしてもらうことです。ユーザーの特徴を把握し、商品内容が的確に伝わるための表現を考える「設計」部分は、これからも人間が行わざるを得ないでしょう。
クリエイターやマーケターが広告の全体を設計し、その設計に基づいてAIがパーツを制作する、というように、役割が変化していくと考えられます。この「設計力」をどう身につけられるかが、これからのクリエイターやマーケターにとって、重要な課題となるのではないでしょうか。
- DMなどの紙の媒体は無くならない。実際に手に取った時の感触など、紙の力は結構ある。おしゃれなポストカードなどは目を惹く。そういうのはデザイナーが封筒からこだわって作っているので、異質というかセンスがある人の心を惹きつける。
- 名刺交換もデジタルで行われることはない。
- どんなにAIが台頭してきてもコーディングのデベロッパーツールは使えた方が良い。AIを活用できるのはコーディングが分かった上でとなる。
- 要件定義(クライアントへのヒアリング)の方が時間がかかるので、コーディングなどは時間を削るという流れになるのではないかと思っている。デザイナー・コーダー・ディレクターで回している仕事が将来的に一人でできるようになると思う。(もっと楽になる。)
- AIとは仲良くすれば良い。おもちゃみたいなもので楽しいので、慣れておくのが良い。
- 設計部分は人間がやるべき。これからは設計力を鍛えないと淘汰される。
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